一人暮らしをする際には、経済的な部分を考慮に入れれば、やはり余分な部屋があるよりは、シンプルに「部屋がひとつだけ」の物件を探すのが有効であると言えるでしょう。部屋探しの際に、部屋がたくさんあるよりは「部屋がひとつだけ」というほうが簡単でいいと考える人もいますが、実は、それはある部分では正しいですが、必ずしも全面的に正しいとは言えない部分もあるのです。というのも、部屋が複数ある場合というのは、引っ越しの際にどんなものが必要になるかというところまであまり深く考えなくても、「とりあえず収納できる場所がある」という点では、「部屋がひとつしかない」というケースに比べれば、はるかにメリットが大きいのです。
経済的な部分を考慮に入れて一人暮らしをする場合、部屋の選択肢に加えられるのが、いわゆる「ワンルーム」の間取りを取った部屋でしょう。ただし、ここでは「1K(部屋ひとつとキッチンひとつ)」も「ワンルーム」に含めることにします。
この場合、余分な部屋がないわけですから、「とりあえずあっちの部屋に置いておこう」という待避所的な期待は基本的にはできないことを意味します。ですから当然、冷蔵庫、ベッド、洗濯機、テレビなど、場所をとるものに関しては、部屋を決定する前に取捨選択が必要になるわけです。ですから、同じ「ワンルーム」であっても、部屋の広さはかなり重要な検討事項になってしまい、最終的に折り合いがつかず、それであればどうせなら部屋が複数あるほうがいいという結論に収まる場合も意外と少なくありません。